佐倉哲ホームページ

日本の知的遺産

日本思想史年表

佐倉 哲

1998年08月23日作成
2003年11月29日更新

上古
601-700聖徳太子『十七条憲法』から川島皇子ら『帝記』
701-800藤原不比等ら『大宝律令』から菅野真道『続日本紀』
801-900斎部広成『古語拾遺』から宇多天皇『寛平御遺誡』
901-1000藤原良世『興福寺縁起』から『拾遺和歌集』
1001-1100清少納言『枕草子』から大江匡房『洛陽田楽記』
  
中世
1101-1200大江匡房『江家次第』から法然『選択本願念仏集』
1201-1300明恵『摧邪輪』から土佐吉光ら『法然上人絵伝』
1301-1400卜部兼方『釈日本紀』から『神道集』
1401-1500『融通念仏縁起絵巻』から「今堀郷村掟」
1501-1600武田信玄『甲州法度之次第』から実悟『蓮如上人一期記』
  
近世
1601-1650ハビアン(恵俊)『妙貞問答』から中江藤樹『翁問答』
1651-1700向井元升『乾坤弁説』から西川如見『華夷通商考』
1701-1750貝原益軒『大和本草』から富永仲基『出定後語』
1751-1800静観房好阿『当世下手談義』から本居宣長『古事記伝』
1801-1850平田篤胤『古史成文』から藤田東湖『弘道館記述義』
  
近代
1851-1860川本幸民『気海観瀾広義』から横井小楠『国是三論』
1861-1870長井雅楽「航海遠略策」から加藤弘之『真政大意』
1871-1880仮名垣魯文『安愚楽鍋』から松村操『近世先哲叢談』
1881-1890植木枝盛『東洋大日本国々憲案』ら大西祝『良心起源論』
1891-1900穂積八束「民法出テ、忠孝滅フ」から内村鑑三『聖書の研究』
  
戦前
1901-1910清沢満之『精神主義』から藤井健治朗『主観的道徳要旨』
1911-1920西田幾多朗『善の研究』から和辻哲郎『日本古代文化』
1921-1930倉田百三『愛と認識との出発』から九鬼周蔵『「いき」の構造』
1931-1940三木清『観念形態論』から西谷啓治『根本的主体性の哲学』
1941-1945下村寅太郎『科学史の哲学』から終戦
  
戦後
1946-1950田辺元『懺悔道としての哲学』から和辻哲郎『鎖国』
1951-1960三枝博音『技術の哲学』から中村元『比較思想論』
1961-1965丸山真男『日本の思想』から上山春平『日本の土着思想』
  
現代
1966-1970三宅剛一『人間存在論』から藤田宏達『原始浄土思想の研究』
1971-1975大森荘蔵『言語・知覚・世界』から黒田亘『経験と言語』
1976-1980村上陽一朗『近代科学と聖俗革命』から田川健三『イエスという男』
1981-1985丸山圭三郎『ソシュールの世界』から柄谷行人『内省と遡行』
1986-1990永井均『<私>のメタフィジックス』から加藤尚武『環境倫理学のすすめ』
1991-1995
1996-2000
  
参考資料
歴史研究会編『日本史年表』(岩波書店)、 別冊歴史読本辞典シリーズ『日本歴史「伝記」総覧』(新人物往来社)、日置昌一編『日本歴史人名辞典』、 『日本の歴史1〜26』(中公文庫)、『日本全史』(講談社)、 魚住洋一・平石隆敏編「哲学年表:哲学の現在1868―1984」『理想』(1985年1月号、理想社)、 フォルシェー『年表で読む哲学・思想小辞典』(白水社) その他多数。

制作:佐倉 哲