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日本の知的遺産

日本思想史年表


目次]  [上古]  [中世]  [近世]  [近代]  [戦前]  [戦後]  [現代] 
近世 

1601-1650]  [1651-1700]  [1701-1750]  [1751-1800]  [1801-1850

1601年〜1650年
日本関ヶ原の戦い、江戸幕府、薩摩琉球戦争、キリシタン禁令、歌舞伎、鎖国、朝鮮通信使、島原の乱
世界ケプラー、F・ベーコン、KJ英訳聖書、30年戦争(独)、グロティウス、ガリレオ、デカルト、清国
年代作者作品
1605年ハビアン(恵俊) 妙貞問答
1605年袋中(たいちゅう) 琉球神道記
1606年ハビアン(恵俊)と林羅山 南蛮寺でキリスト教論争
1608年廓山日経 浄土宗の廓山と法華宗の日経が江戸城で論争
1613年金地院崇伝 「キリシタン禁止令」『異国日記
1614年 キリシタン大名高山右近が国外追放
1615年金地院崇伝、徳川家康 武家諸法度
1615年 禁中並公家諸法度
1620年恵俊ハビアン 破堤宇子(はでうす)』
1622年大久保彦左衛門 三河物語
1643年宮本武蔵 五輪書』執筆始める
1645年宮本武蔵 独行道
1649年中江藤樹 没(41)
1650年中江藤樹 翁問答』刊行
  
1651年〜1700年
日本オランダ貿易、堕胎業禁止令、シャクシャインの乱、生類憐みの令、芭蕉、元禄文化
世界英領ニューヨーク、ホッブズ、パスカル、スピノザ、ライプニッツ、ニュートン、ロック、権利宣言(英)
年代作者作品
1656年向井元升(げんしょう) 乾坤弁説』(乾坤自辨説)
1657年水戸光圀 大日本史』編纂はじまる
1657年林羅山 没(75)
1660年榎本就時(なりとき)、他 当家制法条々三十三ケ条
1660年堀田正信 幕府批判意見書
1662年伊藤仁斎 古義堂」開塾
1666年朱舜水 水戸光圀に招聘される
1666年山鹿素行 聖教要録
1671年池田光政 閑谷学校」開設
1672年熊沢蕃山 集義和解
1673年山鹿素行 武家事紀
1674年関孝和 発微算法
1685年山鹿素行 没(64)
1687年松尾芭蕉 野ざらし紀行
1688年頃契沖 万葉代匠記
1690年井口常範 天文図解
1695年西川如見 華夷通商考
1695年契沖 和字正濫鈔
  
1701年〜1750年
日本閑谷学校、赤穂浪士討ち入り、正徳の治、享保の改革、青木昆陽、公事方御定書、一揆多発
世界バークリ、マンデヴィル、ヒューム、モンテスキュー、ユトレヒト条約、「康煕辞典」
年代作者作品
1708年貝原益軒 大和本草
1710年貝原益軒 和俗童子訓
1711年江島基磧 傾城禁短気
1713年貝原益軒 養生訓
1713年新井白石 采覧異言
1714年荻生徂徠 けん園随筆
1716年山本常朝 葉隠
1716年新井白石 西洋紀聞
1716年新井白石 古史通
1717年新井白石 東雅
1719年新井白石 東音譜
1720年新井白石 蝦夷志
1720年頃新井白石 読史余論
1725年頃新井白石 折たく柴の木
1727年荻生徂徠 政談
1728年荷田春満 創学校啓
1729年太宰春台 経済録
1731年徳川宗春 温知政要
1740年石田梅岩 都鄙問答
1742年徳川吉宗の幕府(評定所) 公事方御定書」(御定書百箇条)
1745年頃富永仲基 出定後語
  
1751年〜1800年
日本宝暦事件、竹内式部、賀茂真淵、明和事件、解体新書、本居宣長、寛政の改革、アイヌ蜂起
世界『百科全書』、大英博物館、ルソー、カント、ゲーテ、ベンサム、アダム・スミス、米国独立、フランス革命、マルサス
年代作者作品
1752年頃静観房好阿(じょうかんぼうこうあ) 当世下手談義』、『当風辻談義
1754年堀平太左右衛門 刑法草書
1755年安藤昌益 自然真営道
1757年賀茂真淵 冠辞考
1759年山形大弐(やまがただいに) 柳子新論』(りゅうししんろん)
1759年山脇東洋 蔵志
1760年依田惣蔵(よだそうぞう) 家訓全書
1762年作者 日暮硯(ひぐらしすずり)』
1766年賀川玄悦 産論
1768年上田秋成 雨月物語
1768年賀茂真淵 万葉考
1770年松平治郷(まつだいらはるさと) 贅言』(むだごと)
1771年本居宣長 直毘霊』(なおびのみたま)
1774年杉田玄白<、他 解体新書』翻訳
1775年三浦梅園 玄語
1776年八文舎自笑(はちもんしゃ・じしょう) 役者論語』(やくしゃばなし)編集
1780年本居宣長 葛花』(くずばな)
1781年湯浅常山 常山紀談
1783年大槻玄沢 蘭学階梯
1786年林子平 海国兵談
1787年本居宣長 玉くしげ』、『秘本玉くしげ
1788年朋誠堂喜三二(ほうせいどう・きさんじ) 文武二道万石通
1789年作者 考義録』編纂
1789年中井竹山 草茅危言(そうぼうきげん)』
1790年伴蒿蹊(ばんこうけい) 近世畸人伝
1794年本居宣長 玉勝間
1797年本多利明 經世祕策
1798年本多利明 西域物語
1798年本居宣長 古事記伝』完成
  
1801年〜1850年
日本外国船が頻繁に来航、伊能忠敬が蝦夷地測量、間宮海峡発見、「浮き世道中膝栗毛」、雷電為右門、葛飾北斎、歌川広重、大塩平八郎の乱、水戸藩の仏教弾圧・神道保護、反射炉、種痘実験
世界ナポレオン、フィヒテ、シェリング、ヘーゲル、ラマルク、ショーペンハウアー、クラウゼヴィッツ、フォイエルバッハ、キルケゴール、アヘン戦争、「共産党宣言」
年代作者作品
1811年平田篤胤 古史成文
1815年杉田玄白 蘭学事始
1822年佐藤信淵(さとうのぶひろ) 経済要略
1822年大蔵永常 農具便利論
1822年本居宣長 古事記伝』刊行終了
1824年佐藤一斎 言志録
1824年中沢道仁 道仁翁道話
1824年平田篤胤 古道大意
1825年会沢正志斉(会沢安) 新論
1827年頼山陽 日本外史
1833年大塩平八郎 洗心洞剳記(せんしんどうさつき)』
1833年 ズーフ・ハルマ』蘭和辞典完成
1834年大蔵永常 農家心得草
1836年帆足万里 究理通
1839年渡辺華山 慎機論
1839年高野長英 戊戌夢物語(ぼじゅつゆめものがたり)』
1841年松浦静山 甲子夜話(かっしやわ)』
1842年佐久間象山 海防八策
1842年大蔵永常 国産考
1844年帆足万里 東潜夫論
1845年佐藤信淵(さとうのぶひろ) 復古法概言
1846年藤田東湖 弘道館記述義
このころ伴信友(ばんのぶとも) 比古婆衣』(ひこばえ)
このころ伴信友 中外経緯伝


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制作:佐倉 哲