このページは来訪者のみなさんからの反論、賛同、批評、感想、質問などを載せています。
00年7月12日
佐倉様
はじめまして。あなたのエッセイ集のHPを興味深く拝見しています。
「聖書の間違い」の「母の願いの物語の矛盾」を読んでいて感じたのですが、 一人は右に、一人は左にという言葉は、新約聖書の別の部分から考えると 一人は救いに、一人は滅びにという意味になってしまう可能性があります。
そういう点から考えても、聖書を全て字句どおりに受け入れるような 読み方をしていると矛盾だらけになってしまいますね。
鋭い視点からの聖書の捉え方が大変参考になります。 これからも、がんばってください。
00年7月31日
聖書を全て字句どおりに受け入れるような読み方をしていると矛盾だらけになってしまいますね。
「字句どおり」というより、聖書の言わんとするところを素直にそのまま読めば、矛盾や間違いがあることを認めねばなりません。始めから、聖書には間違いがないという偏見をもって読めば、矛盾や間違いには、目をつむるか、強引に無理な解釈をするしかないでしょう。ようするに、(一)自分の不利になったとしても、それでも真理を知りたいと思うか、それとも、(二)自分が救われることを信じるためには、自分自身に嘘を言い聞かせるか、その選択です。もし、後者を選ぶのが神の願いだとすると、その神は人間以下の存在と言えるでしょう。
おたより、ありがとうございました。