大変興味深く一部読ませていただきました。聖書の間違いや矛盾を見事に指摘してい
ます。特に福音書は四つともバラバラなので混乱の原因になっています。創世記を歴
史的事実ととらえる必要はありません。もしそうすれば過去6000年をさかのぼると、
無の世界になってしまうからです。そんなことはあり得ません。6日間の天地創造や
ノアの大洪水やイブが善悪の知識の木の実を食べたので目が見えるようになったこと
など、何かを今日の人類に伝えたかったのでしょう。聖書の中心は神です。そして神
がアダムを創ったと書かれています。それが最初の人とも言っています。それを信じ
る信じないは自由ですが、科学的に考えてもけっこうです。しかし、聖書は重要な何
かを人間に伝えたいのです。それが何であるかは不明ですが、生存に不可欠な要素が
含まれていることは確かでしょう
人間はそれを信じて2000年間生きてきたのですから、今日の人々が急に信じなくなる ことはないでしょう。180度考え方を変えて生きていくのは元々難しいことです。聖 書には数多くのミスがありますが、あえて言えばそれが聖書なのです。それだからこ そともいえます。ミスがなければただの科学書です。ウソがあってこそ本物なので す。これが聖書です。
聖書に対する思いを寄せていただいてありがとうございます。聖書そのものが信仰の対象となっていることがたいへんよくわかります。