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言の葉

(4)


哲学の義務は、誤解から生じたまやかしを除くにあった。たとえその際、いたく賞賛され愛着されている虚妄が破滅しようとも、それはわたしの意とするところでなかった。

--- カント、『純粋理性批判』篠田英雄訳 ---