佐倉哲エッセイ集

その他

来訪者の声

このページは来訪者のみなさんからの反論、賛同、批評、感想、質問などを載せています。わたしの応答もあります。


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古橋 暁さんより

98年7月7日

はじめてお便りします。 26歳の会社員で、古橋と申します。いつも強い興味をもって佐倉さんのHPを読ませ ていただいています。

特に、梅本幹也さんとの討論[仏教における魂と神]は、素晴らしい試みであったと思います。大変参考にな りました。私自身、幸福の科学の信者です。

信仰をもつ人間として、世に宗教的価値に対する理解を深めてもらう願いをもって、 【ホットスピーキング〜新時代の価値観を提言し、討論するHP】を仲間数名と製作し ています。

ぜひとも、相互リンクをお願いできないでしょうか。「真実」というものに対して極 めて哲学的なアプローチをされている佐倉さんと、信仰者としての私たちの立場は違 うことは理解しておりますが、互いのページの読者の方にとっても、きっと参考にな ると思います。

ぜひとも、よろしくお願いします。

こちらです http://www.koganet.or.jp/‾clamp/index.htm


作者より古橋さんへ

98年7月19日


返事が遅れてたいへんもうしわけありません。個人的な事情もあって、いま、みなさんへのご返事がすべて大変遅れています。

とくに、古橋さんのご要望については、じつは、どう対応してよいか、わたし自身が納得のいく結論がなかなか出なかったのです。いまでもまだすこし迷っています。

わたしが迷っているのは、

(1)古橋さんのホームページでおこなっておられる「新時代への提言」(幸福の科学の立場)が、わたし自身の立場と根本的に正反対のものであり、わたし自身が読者に勧めることのできないものである。
(2)しかし、異見、反論は、おおいに認めるべきものであり、言論の自由はわたし自身がもっとも大切なものとして認めている。
というひとつの矛盾をわたしが抱えることになったからです。

もし、古橋さんのホームページにおいて、わたしのさまざまな主張に対して具体的な反論や批評がなされていたならば、あるいはまた、わたし自身のホームページにおいて、幸福の科学自体を吟味の対象にするコーナーでもあったならば(そうするときが来るかもしれませんが)、わたしは、よろこんで、古橋さんのホームページを紹介したことでしょう。

あるいはまた、古橋さんのホームページが、単に「幸福の科学」の宣教の場ではなく、古橋さん自身の個人的な主張の場であったなら、わたしは、よろこんで、古橋さんのホームページを紹介したことでしょう。

しかしながら、古橋さんのホームページは、本質的に、「幸福の科学」という一宗教団体の宣教の場に過ぎず、それにリンクをつけることは、ある特定の宗教団体の宣伝のお手伝いをする、ということになり、そのことが、わたしに躊躇させるのです。

わたしは、もちろん、宗教団体の宣伝がなされること自体に反対しているのではありません。それは、すべての人に許されるべき言論の自由の実践です。しかし、それならば、yahoo や goo や infoseek など、さまざまなサーチ・エンジンや一般リンク集が、その場を十分に提供しており、それらの方がむしろふさわしい場所だろうと思います。

わたしの躊躇心がなくなるとき、つまり、

(1)わたしのホームページが「幸福の科学」を吟味の対象とするページを設けるようになる。
(2)古橋さんのホームページがわたしの主張に対する具体的な反論・批評のページを設けるようになる。
(3)古橋さんのホームページが、単なる「幸福の科学」の宣教の場ではなく、ご自身の個人的な主張をされるようになる。(つまり、古橋さんの考えと「幸福の科学」の教義との間に明確な違いが見えるようになる。)
のうちの少なくとも一つが事実となるとき、わたしはおおいに、古橋さんのホームページへの紹介をさせていただきます。それまでは、いまのところ、わたしの幸福の科学に関する唯一のページである、梅本幹也さんとの討論の最後(仏教における魂と神(その4))で紹介している梅本幹也さんのページへのリンクとともに関連サイトとして紹介させていただきます。

お便りありがとうございました。


再び古橋 暁さんより

98年7月21日

ご返事、ありがとうございます。佐倉さんのお考えに、大変納得いたしました。結果 としてメールの紹介とともに、私たちのページにリンクまで貼っていただいて、感謝 しています。

・・・結果として立場が違うとはいえ、佐倉さんのテーマ選択のセンスには、いつも感心さ せられ、強い興味をもちます。むしろ「ホットスピーキング」の読者の方にも、ぜひ 佐倉さんのページを知って欲しいと感じています。なんらかの形で、こちらもリンク をさせていただきます。

ぜひ今後も、おつきあい頂ければ幸いと思います。やりとりを通して「互いの主張が より明確化される」ところに互いの益があると思いますし、巷に氾濫しているディ ベート的な討論には全く興味はありません。なるべく早くこちらから佐倉さんあての 論文を作りたいと思います。またご連絡させていただきます!


再び、作者より古橋さんへ

98年7月26日


よろしくおねがいします。

おたより、ありがとうございました。


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