佐倉哲エッセイ集

キリスト教・聖書に関する

来訪者の声

このページは来訪者のみなさんからの反論、賛同、批評、感想、質問などを載せています。わたしの応答もあります。


  ホー  キリスト  聖書の間違い  来訪者の声 

川口さんより

00年6月23日

佐倉さんの最初の頃の指摘は、よく考えられていましたが一生の長さについては、思 い付きで書かれたのかなと思います。

長生きの国日本で、随分前ですが120歳の方が亡くなられましたよね。私はその時 聖書は本当に正しかったと思いました。まあ、インドのヒマラヤには何百歳も生きて いると自称している人もいるらしいけど、信頼性に乏しいく思います。

聖書を読むと、確実にノア以降の人々の人生の長さが短くなっているのは、佐倉さん も分かっておられる 思います。聖書は、果たしてそれ以上のことを言っているので しょうか?

神様が120と言われた通りになった。それだけではないでしょうか?





作者より川口さんへ

00年7月9日

神様が120と言われた通りになった。それだけではないでしょうか?

わたしの批判は「神様が120と言われた通りに」ならなかった、ということです。神が「人間の一生は120になる」と言ったのは洪水前(創世記6章3節)です。しかし、たとえば、アブラハムは175歳まで生きています(創世記25章7節)。


長生きの国日本で、随分前ですが120歳の方が亡くなられましたよね。私はその時聖書は本当に正しかったと思いました。

120歳のひとが死んで「聖書は本当に正しかった」と感動することができるという事実が、聖書は神によって書かれたのだからすべて正しくいかなる間違いもないと信じる信仰が生む狂気と言えるでしょう。ここに述べられているなにげない川口さんの言葉に聖書信仰の恐ろしさが示されています。


インドのヒマラヤには何百歳も生きていると自称している人もいるらしいけど、信頼性に乏しいと思います。

聖書には、ノアが950年生きたとか、テラが205年生きたとか、エレデは962年生きた、とか書いてあります。このような聖書の記述も「信頼性に乏しいと思います」というのであれば、川口さんに同意しますが、聖書に書いてあるものだけは信頼できるというのでは、キリスト教の信仰がいかに人の心から平等な心を奪ってしまうかという事実を示すだけでしょう。


おたより、ありがとうございました。


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