貴殿が引用されたマルコ13章の記述からも分かるように、イエスは「世(ギ リシャ語、アイオーン。字義、時代;存在の期間。ヨハ3:16の「世」で用い られているギリシャ語[コスモス]と異なる。「事物の体制」、新世)の終わり」 が二度やってくることを述べています。一つはエルサレムの滅び、もう一つは 「すべてのものが終結に至るように定まった時」(マル 13:14、新世)です。 このうち、エルサレムの滅びは西暦70年、ローマの将軍ティツス将軍率いる軍隊 により実際になされました。ヨハネが第一の手紙を書いたのはこの後です。ロー マの軍隊は「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」として表されていました。(ダニ 11:31)マルコ13章の預言が成就したのです。21、22節を見ると「その時」偽キ リストや偽預言者が現れることになっていました。ここで「その時」と訳されて いるギリシャ語は「トテ」です。これは時の指示副詞で「時間の点で次々に起こ ることを述べるため」あるいは「続く事柄を述べるために」用いられます。です から聖書は、ローマの軍隊がエルサレムを滅ぼした後、偽キリストが現れること を予告していたことになります。ヨハネが第一の手紙を記した西暦98年当時、 「多くの反キリストが現れていま」した。ですから、初期クリスチャンにとって 西暦98年頃は「終わりの時」だったのです。しかし、その時は「民は民に、国に 国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、飢饉が起こる」ことも「あらゆる 国民の中で、良いたよりが宣べ伝えられる」こともありませんでした。ですか ら、この預言の全体的成就はもっと後、すなわち「諸国民の時」が終わり、イエ ス・キリストが臨在された1914年の後に成就します。

貴殿が引用されたマルコ13章の記述からも分かるように、イエスは「世の終わり」 が二度やってくることを述べています。
いつものことながら、K.M.さんの目茶苦茶な論理にはまったくついていけません。イエスは世の終わりが二度やって来ることをどこでのべていますか。

この預言の全体的成就はもっと後、すなわち「諸国民の時」が終わり、イエス・キリストが臨在された1914年の後に成就します。
まったく聖書に根拠のない、エホバの証人という集団内だけに通用する、一つのドグマ(空想)にすぎません。